定年退職が近づくと、多くの人が悩むと思います。
- 失業手当をもらって少しゆっくりするか
- そのまま働いて高年齢雇用継続給付をもらうか
私もかなり迷いました。
結果として私は、
「失業手当をもらって少しゆっくり過ごす」
という選択をしました。
今回は、その後に実際に起きたことと、これから定年を迎える人にぜひ知っておいてほしい注意点を書きます。
高年齢雇用継続給付とは?
高年齢雇用継続給付とは、
👉 60歳以降、給料が下がっても働き続ける人を支援する制度
です。
60歳以降は、
- 再雇用
- 嘱託社員
- パート勤務
などになり、給料が下がるケースが多くあります。
その負担を軽くするために、雇用保険から給付が支給される制度です。
主な条件は、
- 60歳以上65歳未満
- 雇用保険加入期間5年以上
- 60歳時点より賃金が75%未満に低下
などです。
給付額は条件によって変わりますが、現在は最大で賃金の15%程度が支給されます。
失業手当を選んだ理由
私は、
- 少しゆっくりしたかった
- 今後の働き方を考えたかった
という理由から、失業手当を選びました。
定年退職後、ハローワークで手続きを行い受給開始。
中途採用で17年間勤務していたため、雇用保険の加入期間は十分でした。
実際にもらえた失業手当
私の場合、
- 支給日数:120日
- 1日あたり:約7,300円
でした。
合計すると約87万円ほどになります。
正直、私は「240日くらいもらえるのでは」と思っていましたが、定年退職の場合は120日が一般的でした。
また、
「自己都合退職だから3か月待ちでは?」
と思う人もいますが、定年退職の場合は給付制限がなく、7日間の待機後に支給が始まりました。
ただし、実際に感じたのは、
👉 “ずっと安心して暮らせる金額ではない”
ということです。
月換算では約22万円程度。
しかも永遠にもらえるわけではなく、約4か月で終了します。
失業手当で意外と大変だったこと
失業手当は、
👉 「働く意思がある人への支援制度」
です。
そのため、
- 完全リタイア前提
- 求職活動をしない
場合は対象になりません。
ハローワークにも定期的に行く必要があり、私の場合も月2回ほど通っていました。
また、60〜64歳で特別支給の老齢厚生年金を受給している場合、失業手当との関係で年金が停止されるケースもあります。
ここは意外と知られていないポイントだと思います。
再就職して気づいた「大きな勘違い」
失業手当の受給終了後、私は再就職しました。
そこで私は、大きな勘違いをしていたことに気づきます。
それは、
「あとからパートで再就職しても、高年齢雇用継続給付はもらえるだろう」
と思っていたことです。
しかし、実際は違いました。
高年齢雇用継続給付は、
👉 定年後も継続して雇用される流れが非常に重要
な制度です。
一度完全に退職し、失業手当を受給してから別の会社へ再就職した場合、条件を満たさず対象外になるケースがあります。
私は「あとで働けば対象になる」と軽く考えていましたが、それは完全な勘違いでした。
私が感じたこと
もし、
- 今の会社に再雇用制度がある
- 給料が下がっても働ける環境がある
のであれば、
👉 失業手当と高年齢雇用継続給付をしっかり比較してから決めること
をおすすめします。
失業手当は「休める」というメリットがあります。
一方、高年齢雇用継続給付は条件を満たせば65歳まで対象になる可能性があります。
どちらが正解というより、
👉 「自分が何を優先するか」
が大切だと感じました。
これから定年を迎える人へ
私が一番伝えたいのは、
「なんとなく選ばないほうがいい」
ということです。
私は、
- 少し休みたい
- あとでパートをすればいい
と考えて失業手当を選びました。
もちろん、ゆっくりできた時間は貴重でした。
しかし、
「高年齢雇用継続給付は後からでももらえる」
と思っていたのは完全な勘違いでした。
まとめ
定年後は、
- 失業手当をもらって休む
- 継続雇用で働き続ける
どちらにもメリットがあります。
ただし、
👉 高年齢雇用継続給付は“退職後に別で働けばOK”という制度ではない
という点は、本当に注意が必要です。
定年後は人生の大きな分岐点です。
制度をしっかり理解したうえで、自分に合った選択をすることが大切だと感じました。
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