長年エンジン式草刈り機を使ってきた私が、「燃料の手間がない」という魅力に惹かれて導入したのが、工進の36Vバッテリー式刈払機「PBC-3650」でした。
スイッチ一つで始動できる手軽さ。混合ガソリン不要。静かで住宅街でも使いやすい。
最初は「これならエンジン式から完全移行できる」と感じたほどです。
しかし、実際に長時間使い込む中で、思わぬ壁にぶつかりました。
それが——「重さ」です。

工進PBC-3650はパワフル。でも長時間作業は重い
工進PBC-3650は、バッテリー式としてはトップクラスのパワーがあります。
硬い雑草でもしっかり刈れますし、36Vならではの力強さも魅力です。
ただ、そのパワーと引き換えに、本体重量は約5.5kg。
数字だけを見ると「たった1kg差」と思うかもしれません。
しかし草刈り機の場合、この1kgが非常に大きい。
30分以上作業を続けると、肩や腰への負担がじわじわ蓄積してきます。
特に夏場や傾斜地では、重さがそのまま疲労に直結します。
さらに、フェンス際や障害物の多い場所では取り回しにも差が出ます。
重い機械は振り遅れや疲労につながり、作業効率も落ちてしまいます。
改めて感じた、ゼノアBCZ235の軽快さ
そこで再び使い始めたのが、ゼノアの「BCZ235W-DC」。
久しぶりに持った瞬間、まず感じたのは——
「軽い!」
という感覚でした。
重量は約4.4kg。
工進より約1kg軽いだけですが、実際の体感差はそれ以上です。
左右への振りがスムーズで、長時間作業しても疲れにくい。
法面や荒地など、足場の悪い場所では特に違いを感じます。
さらにゼノア特有の吹け上がりの良さも魅力。
回転を上げた時のレスポンスが気持ちよく、硬い草を刈る爽快感があります。
「やっぱりゼノアだな」と感じさせてくれる一台です。
1. 工進 PBC-3650を使い込んで分かった「重さ」のデメリット
工進のPBC-3650は、間違いなく「最強クラス」の充電式草刈機です。36Vのハイパワー、5.0Ahのスタミナ。しかし、そのスペックと引き換えに失ったのが「軽快さ」でした。
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肩と腰への蓄積疲労: バッテリーを含めた総重量は約5.5kg。使い始めは「エンジン並みのパワーだ!」と感動しますが、30分、1枚目のバッテリーを使い切る頃には、肩に食い込むベルトの重みが無視できなくなります。
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取り回しの鈍さ: 傾斜地や、障害物の多い場所(フェンス際など)では、この1kgの差が操作の遅れに繋がります。特に夏場の過酷な環境では、重量がそのまま体力の消耗に直結してしまいます。

バッテリーは案外重い!
2. 「やっぱりゼノア」と言わせる、BCZ235の圧倒的な軽快さ
そこで改めて持ち出したのが、ゼノアのBCZ235(コード仕様)です。排気量22.5ccクラスながら、手に持った瞬間に「あ、軽い」と声が出るほどの違いがあります。
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驚異の4.4kg(約1kgの軽量化): たった1kgと思うかもしれませんが、草刈り機における1kgは、ボクシングのグローブの重さが変わるようなものです。左右への振りが驚くほどスムーズになり、長時間振っても疲れにくい。
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「デュアルチョーク」の加速感: ゼノアのこのモデルは、エンジンの吹け上がりが非常にスムーズ。工進のモーターによるトルクも魅力ですが、ゼノアの「回せば回すほどついてくるパワー」は、硬い雑草をなぎ倒す際の爽快感が違います。
それでも工進を手放せない理由
とはいえ、工進PBC-3650にも大きなメリットがあります。
最大の魅力は、やはり“気軽さ”。
バッテリーを差し込めばすぐ使えるので、
「朝の30分だけ草を刈りたい」という時には本当に便利です。
混合ガソリンを作る必要もなく、始動の手間もゼロ。
住宅街でも静かに使えるため、早朝作業にも向いています。
さらに、工進の36Vシリーズはバッテリー共通なのも大きな利点。
現在使っているPA-413バッテリーを、そのまま他の軽量モデルでも使い回せます。
もし「重い」と感じるなら、バッテリーはそのままで軽量モデルを追加するのも非常に賢い選択だと思います。
現在は“二刀流”で使い分けています
今の私は、用途によって2台を使い分けています。
ゼノアBCZ235
- 広い空き地
- 法面や山間部
- 長時間作業
- 本格的な草刈り
工進PBC-3650
- 家の周囲
- 住宅街
- 早朝作業
- 短時間作業
- 予備機
どちらにも良さがあります。
ただ、年齢を重ねるほど実感するのは、
「軽さは性能」
だということ。
無理をして重い機械を振り続けるより、
体への負担を減らしながら長く続ける方が結果的に効率も良くなります。
※通常モードで約90分間使用可能です(春秋には休憩をとるベストタイミングです)
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急速充電で経済的に助かります
4. 場所によって使い分ける「二刀流」のススメ
私は現在、以下のように2台を使い分けています。
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ゼノア BCZ235: 広大な空き地や、足場の悪い法面(のりめん)。長時間集中して作業が必要な「本番」用。
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工進 PBC-3650: 家の周りの住宅街、早朝の作業(静音性重視)、または予備機として。
工進の「重さ」というデメリットは、裏を返せば「安定感とパワー」の証でもあります。しかし、自分の体力を考え、「もう一年、無理なく続けたい」と思うなら、道具を軽くすることは一つの正解だと感じています。
まとめ|次に選ぶなら「軽さ」を重視したい
もし今、
「工進のパワーには満足している。でも少し重い……」
と感じているなら、選択肢は2つあります。
- 軽量で扱いやすいゼノアBCZ235へ切り替える
- 工進のバッテリー資産を活かして軽量モデルを追加する
どちらを選んでも共通して言えるのは、
「軽くなるだけで、草刈りはかなり楽になる」
ということです。
無理をせず、長く続けられる一台を選ぶ。
それが、これからの草刈りには一番大切だと感じています。
編集後記:2026年、無理なく最高のフィールドを

生い茂ったフィールドのような景色を綺麗に保つには、無理をしないことが一番です。重い機械で腰を痛めては元も子もありません。 「重いなら、軽くすればいい」——シンプルな解決策が、明日からの草刈り作業を劇的に変えてくれるはずです。
ゼノア+コード刃での刈り取りはきれいな仕上がりです
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